フリーランスエンジニアとして働くと、生活リズムの自由さは得られる一方で、現場の業務負荷やプレッシャーによってメンタルを崩しかねないリスクがあります。
私自身、独立後は規則正しい生活を心がけていたものの、現場が多忙を極めた時期に精神的に追い込まれ、仕事に支障をきたしかけた経験があります。
この記事ではその体験談と、そこから学んだ「メンタルケアを含めた健康管理の重要性」についてご紹介します。
規則正しい生活をしていても崩れる心身のバランス
フリーランスは自己管理が大切ですが、私の場合は下記のように比較的健康的な生活を送っていました。
- 毎日同じ時間に起きる
- 食生活も整えるよう意識
- 適度に運動を取り入れる
それにもかかわらず、現場の多忙さと不明点の多さにより、業務量が急増した時期には精神的に疲れて集中できなくなることがありました。
さらに、忙しさの影響で食欲が落ち、眠りも浅くなる日が続くこともありました。
多忙な現場で感じたプレッシャー
フリーランスとして参画すると、即戦力として期待されます。
とくに私が携わったパッチ適用の現場では以下のようなプレッシャーがありました。
- 納期に追われるスケジュール
- 不明点が多く、マニュアル通りに進められない作業手順書
- ミスが許されない緊張感
「このまま続けると大きな障害につながるかもしれない」という不安も重なり、心身の負担は想像以上に大きなものでした。
メンタルケアで助けられたこと
そんな中で私が救われたのは、エージェント担当者とのやり取り でした。
- 案件に対しての不安を相談できた
- 精神的に追い込まれた時に話を聞いてもらえた
- 案件調整のサポートをしてくれた
一人で抱え込むのではなく、信頼できる人に相談できる環境があったことが、多忙だった現場を続けられた大きな要因です。
メンタルを守るために実践した工夫
精神的な負担を軽減するために、私自身が意識的に取り入れたことがあります。
業務量のコントロール
- 無理な納期には正直に相談する
- 自分のキャパを超えないよう調整する
適度な休養
- 休日はパソコンから離れる
- 軽い運動や外出で気分転換
- 休みの日は十分な睡眠を取るように意識
相談できる人を持つ
- エージェントやフリーランス仲間と情報交換
- 悩みを一人で抱え込まない
フリーランスにとっての健康管理とは
フリーランスにとって健康管理は「体調」だけでなく「メンタル」も含まれます。
- 生活リズムを整える
- 業務量をコントロールする
- 相談できる環境を持つ
これらが揃ってはじめて、安定した働き方が可能になります。
まとめ
フリーランスは規則正しい生活をしていても、案件のプレッシャーや業務の多忙さからメンタルを崩すことがあります。
私自身もその経験を通じて「健康=体と心の両方を守ること」だと実感しました。
- 無理をせず案件調整をする
- 適度に休養を取る
- 信頼できる相談相手を持つ
これらを意識することで、長くフリーランスを続けていくことができると思います。
また、現場が多忙で精神的に辛い場合は、エージェントへ相談し別の案件を探してもらうのも一つの手です。
ただし、可能であれば半年ほどは続ける努力をした方が、自分のスキルアップや次の案件選びにプラスになると感じています。
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